愛知県の地域考察part4~知多~
こんばんは。オグティーです。
今週から始めました愛知県の地域考察について、今回は知多半島地域を考察したいと思います。
愛知県の西側にある三河湾と伊勢湾の間に突き出た半島です。
北部は名古屋のベッドタウンであったり工業地帯になっている一方、南部は漁業や観光地域となっており、さらに空の玄関である中部国際空港があったりと多彩な顔を持っています。
知多は東海市・大府市・知多市・常滑市・半田市・阿久比町・東浦町・武豊町・美浜町・南知多町の5市5町で構成されています。
それぞれの都市について解説していきたいと思います。
東海市 人口約11.3万人
知多半島の北西部に位置しており、新日鉄のなどの製鉄所がある鉄鋼の町です。近年は中心地である太田川駅が高架化され、駅周辺は住宅や商業施設の開発が行われ大きく変貌しました。
尾張横須賀駅の近くにある元浜公園は一時期ポケモンGOのメッカとなっており、私もやっていたころは何度も通っていました。現在はポケストップが削除されているらしいです。
大府市 人口約9万人
名古屋、三河、知多半島南部へのアクセスが便利な交通の要衝です。健康都市が目標であり、あいち健康の森という公園もあります。
知多市 人口約8.4万人
東海市に続いて工業地帯であり、発電所や製油所が多くあります。その一方で新舞子は海水浴場がありリゾート地となっています。
常滑市 人口約5.7万人
もともとは窯業が中心産業であり、中心地はやきもの散歩道として窯業で栄えた古くからの街並みが残っています。しかし現在は中部国際空港が開業しており、空の玄関口となっております。それに伴い臨海部の都市開発や企業進出も進んでいる昔の面影を残しつつ発展を続ける都市です。
常滑駅のロータリーはポケモンGOの聖地であり、何度も通っていました。当時はロータリーを大勢の人が歩き回り、大変な迷惑となっていました。
半田市 人口約11.7万人
知多半島の中心都市で、三河への交通拠点ともなっています。企業の事業所を多く受け入れており製鉄などの工業も進出しているほか、醸造なども行われています。
阿久比町 人口約2.8万人
内陸に位置しており大府市とともに海には面していません。蛍の町として知られています。一方、住宅開発も盛んです。
東浦町 人口約4.9万人
人口5万人に届きそうで届かない状態の町で、人口5万人突破して市制施行を目指しているゆえに国勢調査の人口水増し問題が発覚しました。丘陵地や田園地帯が多い一方、イオンモール東浦の進出など、商業施設の発展も見られます。
※合併などをせずに町村が市になるには国勢調査人口が5万人以上必要です。
武豊町 人口約4.2万人
半田市の南にあり、半田市の続きのような雰囲気の町です。ここから南は完全に田舎となります。なお、浦島太郎伝説があるらしいです。
美浜町 人口約2.3万人
南知多ビーチランドのほか、海水浴場や釣り堀が多くある観光地です。日本福祉大学のキャンパスもあり、大学生も多く住んでいます。
南知多町 人口約1.8万人
知多半島最南端に位置する漁業や観光をメインとする町ですが、人口流出が問題となっています。フグやタコがおいしい日間賀島や篠島も属しています。
かなり特徴的な知多半島の5市5町でした。
さらにこの知多半島、「知多娘。」というご当地キャラもいます。
もともとは就職支援団体が作ったものなのですが、完全に地域振興キャラクターとして根付いている感があります。
ちなみに知ったきっかけは高校卒業したばかりのころ名駅のアニメイト行ったらグッズを売っているのを発見したことです(笑)
今思えば結構昔からあったんですね。
↓知多娘。の公式サイトです。キャラクターはここ参照。
書いていたら自転車で知多半島一周をやってみたくなりました、そして、知多半島の海鮮が食べたくなりました。
それではこの辺で。