Memory of Trip~やっぱりまだまだ旅していたい~

旅行を人生最大の生き甲斐としており、毎月どこかしらに旅行に行っていましたが、近年減ってしまいました。旅行に打ち込む状況を取り戻すため奮闘するブログです。22歳で47都道府県制覇を達成しており、その後も国内を中心に旅行を行い国内外問わず地域を知り尽くすことを目指しています。

2014/8/21~8/26 伝説の北海道6日間3日目・4日目

こんにちは。

 

北海道旅行の3日目と4日目です。

 

普通ならば一日ずつ投稿するのがこのブログの常でありますが、旅まであまり日数がないですし、この後の日に更新できる保証もないのでまとめて書いてしまおうかと思います。

さて、3日目は網走から日本最北端の地、稚内に向かいました。

広ーい北海道ですし、特急も使わないですし、移動移動&移動ですね。

網走の朝ですね。



この銅像先住民族モヨロ人だそうです。漁をしてますね。



長い移動中は風景や気になった駅舎の撮影も怠りません。乗り換えの関係で途中で駅から出ている場所もあります。途中下車を気兼ねなくできるのは、青春18きっぷ旅ならではですね。







1枚だけなんか都会な写真がある、と思うかもです。そうここは北海道第2都市である旭川なのでね。また翌日に訪問してます。







中でも特筆すべきところが、この音威子府駅です。「おといねっぷ」と読みます。この音威子府村はなんと人口730人程度。北海道では最も人口の少ない自治体です。全国で見れば離島を中心にもっと下がいますけどね。
そしてJR特急列車の停車駅の中で最も人口の少ない村です。この木造駅舎は素敵です。





旭川からすでに129キロ。





なんか木でできた汽車が。





音威子府から先もまだまだ続きます。乗客が1両に数人いるかどうか程度なので友達と座席で足を伸ばしたり、寝そべったりとやりたい放題。

そして後半は雨が降っており、雷の音が鳴って不安がよぎりました。しかしこれが明日悲劇を巻き起こすとは、このとき知る由もなかったのです。

そして網走から11時間くらいですかね。日本最北端の宗谷岬がある稚内に到着しました。

 

なんか田舎の割に稚内駅はきれいだぞ、と思いきや再開発により2012年に建て替えられていました。



稚内と枕崎のコラボ。枕崎もこののち行くこととなります。





マスコットキャラに地味な愛嬌がある。



過疎地に見合わない立派な駅舎です。地味に映画館もあるので、地元民には需要があると思われます。



駅近くの観光客向け海鮮店です。実が少ない。。。





実は稚内での宿泊は友達との事前打ち合わせの末、こう決めていました。

それはなんと…

野宿

もう一度言います。

のじゅく

はい、実はなんと野宿しました。

友達が宿代せいぜい4000円くらいまでしか認めてくれず、稚内はどうしても高かったんですね。

そこで「稚内の宿高いから野宿しよーぜー」なんて言われましたね。

ハァ?と思いつつ若干ノってました。(えっ

宿泊費、勿論0円です。

稚内で野宿をしたという件については当時の大学の友達とかには相当ネタにされていました。

今でも旅行の際は野宿を煽られたりしてます。

日本最北端の地で野宿、かなりインパクト強いみたいです。

ここのコンビニは食糧調達には役立ちました。北海道ご用達のセイコーマートです。



北緯45度・・・



ここの防波堤は雨風を防ぐのに役立ちます。



深夜の北門神社。



そしてここでは野宿の同志がいました。関東の男子学生2人組です。

彼らもヒッチハイクや折り畳み自転車で北海道旅行していましたね。

一緒に4人で深夜の稚内探索をしていたり、駅で寝食をしていました。

あの二人は今何してるだろう・・・一説ではテレビ局で働いてるとか。

あ、ちなみに野宿の問題であるスマホの電池ですが、駅内のコンセントでしのぎました。

ただ電車の終電以降は閉まってしまうので、駅の入り口前で寝ました。

空港で調達した枕が役に立ちました。

さあ、この翌日はさらなる強烈な事件が起こります!

ということで、野宿した稚内にて超展開が起こります。

何と朝になると大雨でした。完全なる豪雨です。

何とこの豪雨は、記録的豪雨であり、24時間の降水量は173mmです。

稚内に行って日本最北端で記録的豪雨に遭遇する、これ本当に何か持ってる。

北海道北部の50年に一度の大雨だとか言われてます。そういうレベルです。

※調べたところ現在この記録は2016年9月6日に塗り替えられており、179.5mmとなっていました。

この大雨の中、日本最北端の地である宗谷岬に行ってました。

ちなみに野宿の同志はヒッチハイクで向かうため別れていました。



早朝で大雨であるが、稚内駅から宗谷岬までのバスは確り運航していました。

宗谷岬についたのが朝6時半ごろ、この大雨でした。



宗谷岬近くの小屋から、大雨の中岬の石碑に向けてダッシュしました。思い切った行動です。







帰りのバスが出るまでは、退避場所が小屋でした。気温10度台だし、大雨だし、8月にもかかわらず寒かったです。

寒かったので温泉に入りたいと思い、稚内市内の市場や温泉がある施設をバスで目指しました。



しかし、この豪雨による打撃を受けたのか、水道が止まってしまいました。

駅近くの公衆トイレは使えないですし、

なんと温泉も水道の故障により休みとなっていました。これはかなり打撃です。

しかし、そのショックをフォローしてくれる出来事もありました。

市場でウニを買ってシェアして食べましたが、これが目茶苦茶美味しかったです。

身がプリプリして大きいです。スーパーで買うウニとは完全に別物ではないかってくらいです。

ウニはあまり好きではなかったのですが、これで克服しました。



稚内駅近くの家庭的な新しいプレハブ的な建物のラーメン屋、たからやが美味しかったです。食べやすい塩味です。



ついでに朝の時点で発見していたのですが、土砂崩れも発見してしまいました。豪雨の猛威を思い知らせました。



この豪雨なので電車は当然のことながら止まっていました。それならばどうやって稚内から出るのかというと・・・

JRが出した代行バスです。

旭川まで出ていました。5,6時間くらいではないでしょうか。

せっかく地上を走るんだし景色眺めたい、と思っていましたが野宿の後なので案の定爆睡してしまいました。

そして北海道第2都市である旭川についたときは夜でした。







旭川ラーメン食べてました。自分は醤油豚骨で、友達は豚骨です。





夜のホテルは低価格で高クオリティでした。野宿の後はなかなか良い宿へ。

しかしこの稚内で豪雨に降られるとはとんでもない引きを持ってるような感じがします。

野宿に雨のサバイバル的な旅ができて今思えば案外面白いかも。

でもこの豪雨でショックだったのが、この日実施予定であった稚内駅近くの公園で行われる北海道グルメのイベントが当然のごとく中止になってしまったことです。

あそこで海鮮とか、食べまくりたかったです。

5日目からは天気良く快適な観光に戻ります。ではまた~

 

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