ベストソング会part2〜チキンライス〜
こんばんは。
前回第1回ベストソング会について感想を書きました。
が、単独記事で載せたい大物案件を持ち越しにしました。
↓前回投稿した第1回
前回の投稿にて、単独記事として後で語らせていただきます、などと言っていたのは・・・
はい、チキンライスです。
90年代および00年代にテレビでよく見た人は多いかと思いますが、フジテレビで放送されていてダウンタウンが司会を務めていた音楽番組「HEY!HEY!HEY!」でこの曲は誕生しました。
この番組に槇原敬之さんがゲスト出演した際、(例のアレで問題になってるかもしれませんが一度忘れましょう)
浜田さんが作曲依頼したのがきっかけで作られたらしいです。
なお、作詞したのは相方のようです。
この曲をプレゼンした人が、まさかのWordファイルで文書を作成して考察をまとめ上げてしっかりと準備してきたため、一同のボルテージは会の中で最高潮でした。
そのファイル、掲載します。(本人の許可ありなので)
この曲はあくまでもまじめなクリスマスソングではありますが、作詞したダウンタウン松本さんの少年時代貧乏だったエピソードを含めたり、クリスマスの時に体験した出来事も含めています。
一番と二番の歌詞で貧乏エピソードを語っていますね。
貧乏な生活をしていたの中でいざ家族でたまに外食した時、貧乏な家庭ということをわかっているので高価なものを食べたくても親に悪いと我慢してチキンライスを注文していたと語っています。
あとは貧乏だったことをネタにして自慢ですかとか言われるとも二番で語っています。
サビではクリスマスでイルミネーションなどで輝く豪華な街並みと、チキンライスを食べている自身との対比を語り、
「俺はまだまだチキンライスでいいや」
と締めています。
後半の歌詞では芸人として売れて成功した現在、幼少期にあこがれていた豪華なものを得られているということを語っています。
しかしそんな中でも少年時代親と外食してチキンライスを注文したあの頃を回想する描写が描かれています。
最後のサビでは、
全部食べ切れるサイズのでかいケーキもってこい
スイートルームでなくともよいが赤坂プリンスを押さえてほしい
もってきた七面鳥が思ったより大きいな
などといざ贅沢な生活をしてみるとほどほどの贅沢で十分だなということを語っています。
そして貧乏時代を回想して対比させるように、
「やっぱり俺はチキンライスがいいや」
と締めています。
「チキンライスでいいや」と「チキンライスがいいや」
チキンライスで妥協しているという意味と、チキンライスが懐かしいやっぱりそれもよいいう意味が表われており、一文字助詞が違うだけで大きな違いがあります。
やっぱり助詞は文法構成において大きな意味を持ったものですね・・・
会の中では国語の教科書に載ってもよいのではないかという反響を受けました。
この曲の意味、広まっているのだろうか、私にはわかりませんが。
この曲は第2回でも再び紹介されたので、今後ベストソング会のレギュラー曲となっていくでしょう。
ちなみに・・・
蛇足ながら、調べていたらチキンライスは昔のアイドルマスターのキャラクターである高槻やよいがカバーしていたことを知って衝撃を受けてしまいました。
昔貧乏であった人の歌を今現在貧乏であるキャラクターに歌わせるという全く面白いことをしてくれます(笑)
まあ本人の明るい歌声にはそれなりに合っているからいいのではないでしょうか。
それではこの辺で。